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平成29年第5回定例会(第2日12月 8日)

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  1. 真鶴町議会 2017-12-08
    平成29年第5回定例会(第2日12月 8日)


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    平成29年第5回定例会(第2日12月 8日)        平成29年第5回真鶴町議会定例会会議録(第2日)              平成29年12月8日(金)   1.出席議員 11名  1番   青 木   健         7番   田 中 俊 一  2番   森   敦 彦         8番   板 垣 由美子  3番   天 野 雅 樹         9番   海 野 弘 幸  4番   黒 岩 範 子        10番   青 木   繁  5番   高 橋   敦        11番   青 木   嚴  6番   岩 本 克 美 2.欠席議員  0名 3.執行部出席者 町長        宇 賀 一 章    健康福祉課長    上 甲 新太郎 副町長       青 木   剛    まちづくり課長   菅 野 文 人 教育長       牧 岡   努    計画管理担当課長  神 谷   要 企画調整課長    小清水 一 仁    産業観光課長    五十嵐 徹 也 総務課長      細 田 政 広    会計課長      岩 本 祐 子 税務収納課長    長 沼   隆    教育課長      岩 本 幹 彦
    町民生活課長    峯 尾 龍 夫 4.出席した議会書記 議会事務局長    西 垣 將 弘 書記        二 見 浩 子    書記        高 橋 朋 之 5.議事日程    日程第  1         一般質問    日程第  2  議案第47号 平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(                   事業勘定補正予算(第2号)    日程第  3  議案第48号 平成29年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算                   (第2号)    日程第  4  議案第49号 平成29年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予                   算(第2号)    追加日程第1  陳情第 3号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出                   を求める陳情    日程第  5         常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事                   務調査の件について              (開会 午前9時00分) ○(議長)  ただいまの出席議員は11名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ○(議長)  それでは、本日の日程についてお諮りいたします。 ○(議長)  12月7日、本会議において、委員会付託した、陳情第3号について報告がありますので、その件についてを追加日程第1として、日程第4の次に追加したいと思います。 ○(議長)  これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、陳情第3号を日程に追加し、追加日程第1として、日程第4の次に追加することに決定いたしました。 ○(議長)  日程書を差しかえます。 ○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。 ○(議長)  日程第1、一般質問定例会初日に引き続き、継続いたします。 ○(議長)  一般質問真鶴町議会運営基準に定めるとおり、1回目は全項目を述べて答弁を求め、2回目以降は一問一答方式で、議員一人当たりの質問時間は答弁を含め45分以内で行います。 ○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。最初に3番天野雅樹君。 ○委員(天野雅樹)  3番天野雅樹です。よろしくお願いいたします。  一般質問いたします。  表題といたしまして、「コミュニティバスの運行について」質問いたします。  平成28年度10月より新型車両を購入し、運行が開始されているコミュニティバスは、以前運用されていたワンボックスタイプコミュニティバスに比べ、町内に多くある狭い道路への通行ができません。  また、以前まであったバス停を復活させてほしい、JRのダイヤとの接続を改善してほしい、午前中の便を増便してほしい、高齢者割引制度を導入してほしいなど、多くの町民からの声を耳にします。これまで町長、まちづくり課長は一貫して地域公共交通会議で検討すると発言していますが、地域公共交通会議での検討結果を伺うとともに、ワンボックスタイプのバスの導入も含めコミュニティバス運行改善デマンド型乗合タクシーの導入を行う意志があるか。  また、市町村自立基礎強化総合補助金制度が切れる、平成32年度以降は過疎化債を使うと発言していますが、過疎地域の指定が外れた場合の対策と計画もあわせて伺います。  よろしくお願いいたします。 ○(町長)  おはようございます。  3番天野議員の質問にお答えいたします。  現在運行しているコミュニティバスは、平成26年から平成27年度にかけて運行に関する計画を策定し、平成28年10月より開始し、1年が経過したところでございます。今年の9月までに約3万5,000人の方に御利用いただいたところであります。  計画策定においては、定時定路線、デマンド方式といった運行方式システム案を提案し、現在の定時定路線型で路線バスと競合しないような形式で運行して行くこととしました。  現在のバスを運行している中で、今年2月のアンケート調査の回答や日々いただく御要望で様々な御意見をいただいているところですが、JRダイヤの改正を含めた運行計画の変更については、地域公共交通会議で議論していくこと、運輸に関する諸手続が必要であることから、時間をかけて検討していきたいと考えておりますが、早急なことなので至急、地域公共交通会議に諮りたいと思っております。  先月開催された地域公共交通会議においても、真鶴駅からケープ真鶴への港経由路線において、箱根登山バスが撤退を表明し、減便が予想されるということですから、いま一度町内の全体的な交通ネットワークを検討する必要があると考えております。  現在、コミュニティバスに関する潜在的な要望について引き出すことを目的として、自治会回覧及び役場、コミュニティバス車内において、対象者を絞らずにアンケート調査を行っており、この調査結果についても地域公共交通会議にて報告し、今後の議論の参考にしていきたいと考えております。本日天野議員からワンボックスタイプのバスの導入、乗合タクシーの導入についても来年度予算要望している地域公共交通再編実施計画改訂作成業務の中で財政的なことを含め検討してまいりたいと考えています。  また、コミュニティバスの運行の開始に当たっては、国庫補助事業である地域公共交通確保維持改善事業を活用した地域公共交通網形成計画の策定、コミュニティ助成事業を活用したコミュニティバス車両の購入等さまざまな国や県財団法人補助事業を活用して展開してまいりました。今後も活用できる補助メニューについて調査研究して事業を実施してまいります。 ○委員(天野雅樹)  再度に質問いたします。  先日、私が地域公共交通会議を傍聴してまいりました。その中で今、町としまして年間の乗客数が何名の乗客数でペイできるかという質問。これも全然わかっていませんと。前回との比較もできていない。利用者数も町民が増えているのか、観光客が増えているのか、こちらの方も把握ができていないという答えでありました。この点について、今後どういうふうに考えていかれるのか質問いたします。 ○(まちづくり課長)  11月21日の日に第13回目の地域公共交通会議、開催させていただいておるところでございます。その中で、1年間、去年の10月からコミュニティバス運行開始をいたしまして、この9月の終わりで約1年間の実績もそこで報告させていただいたところでございます。昨年の10月から今年の9月まで1年間合計で3万5,320人の方に利用はいただいておるところでございます。その地域公共交通会議の中でも御示しをしました通り、従前、町の直営で10人乗りの車両を使用いたしまして、コミュニティバス事業を実施しておりました。それが平成28年の9月まで実施をしておったところでございます。ここで新しいシステムによるコミュニティバス導入いたしまして1年間たちましたので、来年の3月にもう一度地域公共交通会議開催をさせていただく予定でございます。そのときに直営をしていた時代の経費と、ここで新たに導入しましたコミュニティバスの運行の経費、あわせて比較といいますか、どれくらいの経費がかかっているのかというところをお示しはさせていただくというお答えをさせていただいたところでございます。  それから、町民の利用と観光客の数という御質問のところでございますけれども、実際今、コミュニティバス運転をしている方は1名で運転をしているわけでございますけれども、その中で町民の方と観光客の方、区別するのは難しいのかなという面はございます。そこで、今年の2月のアンケートでそのときに78枚のアンケート用紙を回収をいたしまして、その中で、観光目的という方がそのうちの12.8%。78枚の12.8%ですので、約10人。78人中の10人が観光客なのかなというところが、1つデータとして残っております。御指摘の町民の利用、それから観光客の方の利用、どのくらいというのは調べるのは難しいかとは思いますけれども、どんな方法が考えられるのか、それも含めて色々な意見を出していただける場として、地域公共交通会議の中で、御意見いただけたらというふうには思っております。あと、町のほう、それから委託先伊豆箱根ともその辺は相談させていただきたいと思っております。 ○委員(天野雅樹)  11月21日の地域公共交通会議の中で出た話で、先ほども申し上げましたようにお客様が何名でペイできるか。あれからもう20日間たっているんですが、そういう計算というか、そういうのはしているんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  コミュニティバス利用者ということでよろしいでしょうか。  その辺の計算は非常に難しいところでございまして、伊豆箱根には委託料として毎月お支払いをしているところなんですけれども、それが黒字になるということは、まず考えられないところでございます。何人乗れば町の委託料がなくなるのかということは、非常に計算上難しいと思っておりますので、交通の過疎地域というところで運行はしてございますので、黒字になるということは考えづらいというふうに考えております。 ○委員(天野雅樹)  全然難しい問題だとは思いません。バスの乗客、運賃も決まっているので、何名でペイできるかというのは。黒字化にするのは難しいというのはよくわかるんですが、何名の乗客数でペイできるというのは簡単な計算方式で出ると思うんですが、それはどのように考えているのでしょうか。  もう一つなんですけど、20日間たっていて、このような簡単な計算も難しいと言っているんですが、このように何でも検討する、検討するといってる中で、地域の皆様、住民の皆様の不満が多い今のコミュニティバス運行状況。こういった簡単な計算も20日間たってできていないような状況なので、延々と進まないと思いますが、その辺についてお伺いします。 ○(まちづくり課長)  何人乗ればペイをできるかというところの御質問でございますけれども、年間で計算しますと、10万5,000人乗れば、現在の費用がペイできるかという計算になるかと思います。 ○委員(天野雅樹)  今、コミュニティバスの運行は民間の会社に委託していますよね。実際の運行状況を町として観察したり、指導したりということはしていますか。これは住民の方からよく聞く声なんですが、電車が到着しましてあと1、2分待っていただければ、バスに乗れるものをお客様が全く乗っていない状況で時間がきたということで出発してしまうとか、そういう状況もすごく多いと聞いてます。あと、お昼休みバス会社がある熱海の方にバスをもって帰って、昼休みを取るとか、そういった無駄な運行もよくあるという声を聞いています。こういったことを踏まえて、町としましてバスの運行状況を観察してみたり、運行に対する苦情とか、そういったことを指導したりということはしていますか。 ○(まちづくり課長)  コミュニティバスの運行につきましても、直接伊豆箱根営業所に電話がいく場合もありますし、町のまちづくり課の方に苦情といいますか、要望といいますか含めて、お客様から御連絡をいただくことはございます。町の方に直接いただいた苦情、あるいは要望はそのまま伊豆箱根に伝えて、今、議員がおっしゃったような1分待ってもらえば乗れたのにというようなことも伝えてはおりますけれども、何分時刻表があることでございますので、3、4分待つのはちょっと難しいのかなというところでございます。JRとの乗り継ぎの時刻の改正につきましても、今、大分要望はいただいているところでございます。現在の時刻表ですと、JRの運行状況時刻表とは大分ずれが生じているとのことでございますので、その辺は地域公共交通会議の中で、運行ルート、それから、時刻の改正を含めまして、これから検討はさせていただいていくところでございます。 ○委員(天野雅樹)  わかりました。町としては職員をバスの運行状況を見てもらって、実際そういうことはしていないということですね。 ○(まちづくり課長)  直接、運行状況を見守るというのは、今はしておりません。 ○(町長)  実は、運行の時間割りは前のダイヤで決めたんです。決めて走ったところ、4月にダイヤ改正がありまして、そのダイヤ改正で1分2分のずれができました。公共交通会議の方に、これは私からの諮問機関ですので、全てをコミュニティバス運行状況から、計画から、運行路線から、任せてある中で、ダイヤが変わったら私の考えで直すことを、これを交通会議に諮れということで、もちろん、バス停のことも住民が困っているものだったら、公共交通会議にかけないで、そのかわり公共交通会議には私の決定権の中に入れろということで、これから進めてまいるように指令を出したところでございます。また、この4月にダイヤ改正があるんじゃないですかね。そうすると、またずれてきますし、また9月になると、ダイヤ改正があるかもしれませんので、その都度その都度変えていかないと、多分、駅とJRとコミュニティバスのつながりはスムーズにいかないかもしれません。  その中で先ほどの私の回答の中で、箱根登山港経由の運行を撤退するとその中で、コミュニティバスをどう走らせていくかというのは、これは公共交通会議の中には、バス会社から、タクシーから、駅から、あと警察から何か知識、知見者みな入ってますから、もちろん住民も入ってます。それによって、経路をどうもっていくかというのを再度また計画しなければいけない問題ができました。それもあわせて、時間帯、バス停はすぐ変えられると思います。ただ、運行する運輸手続はちょっと面倒くさくて、なかなかバス停というのはすぐ動かせられないんです。そういうところも網羅しながら、住民のニーズに合ったコミュニティバスの運行をさせていただきたいと思います。 ○委員(天野雅樹)  今、町長のお話、よくわかりました。ダイヤ改正が行われるたびにバスの時刻表、柔軟に対応していただければ、町民の皆様の足としてすごく便利になると思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。  あと、もう一点なんですが、11月21日の地域公共交通会議の中の質問で、前回まだワンボックスタイプコミュニティバスが運行していた時と、今の現在の30人乗りのコミュニティバス導入の町の経費はという質問の中で、町のお答えは大体経費は同じだというふうにお答えしていました。町の経費が大体同じという中で町の皆様の声を聞くと、細い道に入ってこられない、あと、バス停が減ったとか、先ほど申し上げましたような不便さが増していると。経費が同じで不便さが増しているということですが、その中で先ほども申しましたように、再度ワンボックスタイプのバスの導入を考えてはいらっしゃいますか。 ○(まちづくり課長)  町民の方からいただく電話等苦情等で、不便さが増したという。先ほど申しましたJRとの時刻の問題ですとか、それからバス停問題等はいただいております。利点としては、28人乗れますので、前回は町の直営でやったときには10人乗りと。その分、例えば小田原百貨店で乗れない方が出る。乗りこぼしが出るというところは改善されたのかなというふうに思います。ただ、車両的には10人乗りより多少大き目ですので、町中の細い道には入れない。そういうところで御不便をおかけしているというところは町の方でも認識しているところでございます。以前やっていた10人乗りの小さな車で例えばデマンドですとか、町中の細い道を通るとか、その辺につきましては平成30年度に地域公共交通再編実施計画の変更というところも予定しております。その中で検討はしていく予定でございます。 ○委員(天野雅樹)  その中で検討していくという話なんですが、ただ乗合タクシー。今、はやっているというか、あちらこちらの地域でやっている乗合デマンドタクシーですね。こちらの方も私タクシー会社の方に、町としましてタクシー会社との検討はしていくという話でしたが、タクシー会社の方に聞いてみますと、タクシー会社自体は乗り気というか、前向きには考えているという話だったんですが、町側が余り乗り気でないと、全然前向きな、建設的な話ができていないという答えをいただきましたが、町としましてデマンドタクシーの導入はどのように考えていますか。 ○(まちづくり課長)  近隣でやっている市町村ですと、中井町がデマンドタクシーデマンドバスを導入をしているようでございます。そちらのホームページなりを見ますと、経費的に大分2,500万円から3,000万円ぐらいの経費がかかっているというところでございます。町の財政等もございますので、むやみにお金をかけていいものかどうかと。財政の問題と町民の方の利便性の問題。そこのバランスを取りながら、それも公共交通会議の中で議論いただけたらなというふうに思っております。 ○委員(天野雅樹)  昨日の定例会の中で、企画調整課長お答えして説明していましたが、真鶴町過疎地域促進特別措置法の中にこのコミュニティバスの運行の計画も入ってますという説明でありました。この地域促進特別措置法を使いまして、例えば色々な地域で、私調べたんですけど、電気自動車乗合タクシー。こういったものを使っている自治体もあります。デマンドタクシーが経費がかかって難しいというのであれば、そういった措置法を使いまして、こういった乗合の電気タクシーを考えてみたり、そのようなデマンドタクシー以外の交通手段というのは何か検討はしているんでしょうか。 ○(企画調整課長)  ただいまの御質問については、昨日のことにも関連しておりますので、私のほうからお答えさせてください。  過疎地域に指定されている間につきましては、今、天野議員がおっしゃるような方法を用いれば、色々な交通手段確保等はできると思います。ただ、天野議員の一番最後の質問のところにございますように、過疎地域から外れたときに経費なり、その辺はどうするんだというふうな問題もございますので、その辺は過疎に指定されている間に十分検討しながら、導入できるような交通システム等があれば、導入していくというような方向性で考えていきたいと思っております。 ○委員(天野雅樹)  今の企画調整課長の方から説明がありました過疎地域に外れたときにどうしたらいいかというお答えでしたが、前回も地域公共交通会議の中で、町の負担という話が出たんですが、町としてのお答えは、今、補助金がもらえるので、大変助かっていると。実際補助金が出ているので、町としては助かっているという面は十分わかるのですが、過疎地域の指定が外れたときに困るというので、なかなか考えられないという今の企画調整課長の説明の中で、このコミュニティバス運行事業もそういった補助金を運用して使われていると思います。その過疎地域の指定が外れたときに、コミュニティバスの運行はどのように考えているのでしょうか。 ○(企画調整課長)  過疎に指定される以前からコミュニティバスにつきましては、色々な補助金を活用して運行しておるところでございます。ですから、過疎地域から外れた後もさまざまな補助金等を探しまして、それを使ってやっていきたいというふうには考えております。ただ、済みません、私の答え方が悪くて意図が伝わらなくて何ですが、天野議員がおっしゃったような手段が可能かどうかというのをやっていくことはできなくはないんですが、今のシステムにプラスアルファしたときに町の負担がどれくらいかかるのかということを考えていかないと、すぐできるかどうかという判断は難しいということで御理解いただければと思います。 ○委員(天野雅樹)  話がまた戻ってしまうんですけど、いつも地域公共交通会議の方で検討していくというお答えにずっと私、今までの定例会とか委員会の資料を見ていると、必ず地域公共交通会議で検討していくというお答えなんですが、いつまでに検討するというお尻は切ってあるんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  先月11月に第13回目の会議を開催させていただいたところでございます。  次回が平成30年、来年の3月に、今アンケートをとっておりますのでその結果も含めてもう一度開催はさせていただきたいと思います。実際に先ほどおっしゃられたJRとの乗り継ぎの問題ですとか、来年の3月に箱根登山バス港経由線を撤退されるという話もきておりますので、ルートの変更も含めまして、それが大体来年の4月、5月ぐらいなのかなというところでございますので、その撤退の時期と便数がどれくらい減るのかというところもあわせまして、そこを考えますとルートの変更も出てくるのかなというところでございます。それが決定した後に、一度地域公共交通会議を開催をさせていただきたいと思っております。 ○委員(天野雅樹)  今、私が聞いたのは、いつまでにデマンドタクシーを導入するかとか、ワンボックスバスの導入をするかどうか、その結論はいつまでにという。町としては決まっていないんでしょうか。再度聞きます。 ○(まちづくり課長)  現時点でいつまでということは決めてはおりません。平成30年度の公共交通会議の中で、その予定については議論させていただきたいと思っております。 ○委員(天野雅樹)  このコミュニティバス、真鶴町は高齢化神奈川県で一番進んでいるというお年寄りの多い町ですので、町の人が大変困っているこのコミュニティバスの運行、なるべく早く決めていただいて、町民の足として有効なコミュニティバス運行改善をお願いいたします。以上で質問を終わります。 ○(議長)  では、一般質問続けます。続いて、2番森敦彦君、御登壇ください。 ○委員(森 敦彦)  2番森敦彦でございます。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  魚座の指定管理についてでございます。内容を朗読いたします。魚座の指定管理が、始まって今年で、3年目を迎えておりますが、利用された町民の方からは、皆一様に、二度と行かない、行きたくないとの話が聞かれます。当初、町で予定されていた計画どおりの成果を上げているのでしょうか、伺います。  また、指定管理業者からの平成28年度の収支報告を伺います。 ○(町長)  二度と行かないという言葉、私にはまた行きたいという言葉も入ってきますが。  2番森議員の質問にお答えします。  魚座を指定管理とした経緯は、平成20年度以降売上が毎年減少し、平成22年度から指定管理移行前の平成26年度までは歳出が歳入を上回り、一般会計からの繰り入れにより運営しておりました。  また売上があった時期に計画的な修繕を実施していればよかったと思いますが、施設の老朽化が進み、運営を継続するためには多額の修繕費が必要なことから、同様に赤字運営であったケープ真鶴とあわせ、両施設の運営継続には町財政への圧迫が見込まれるため、魚座・ケープ真鶴の閉館も考えなければならない状況でありました。  しかし、両施設の閉館は地域全体の衰退に影響してしまう恐れもあり、町財政を圧迫することなく両施設を開館していくため、平成27年度から両施設を指定管理したものでございます。  御質問の計画どおりの成果を上げているかにつきましては、平成28年度真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計決算において、歳入総額2,893万4,000円に対し、歳出総額2,383万6,000円で509万8,000円の繰越となっており、町財政を圧迫することなく魚座・ケープ真鶴の運営を継続するということにつきましては成果を上げております。  次に、魚座指定管理者からの平成28年度の収支報告についてお答えします。  指定管理者の決算が2月締めとなっていますので、平成28年3月から平成29年2月までの収支ですが、収入が6,810万円、支出が7,100万円で、約290万円の赤字となっております。ただし、これは指定管理者が自主努力でベランダを活用するため改修工事を実施しており、その費用を除くと運営自体は歳入・歳出ほぼ同額の運営となっております。 ○委員(森 敦彦)  平成20年度以降、売り上げが毎年減少し、平成22年度から指定管理と。平成26年度までは歳出が歳入を上回り、一般会計からの繰り入れにより運営してましたということなんですけども、その5年間、どのような努力を赤字に対してされたか、具体的にお願いいたします。 ○(産業観光課長)  コンサルではございませんが、途中そういった専門的なところを別の事業的には補助があったものでございますが、そういった中で税理士、コンサル的なところの指導等、また、支配人等そういった機関からの派遣してもらうとか、そういった努力はしておりました。その中で、購入品目等の検討、見直し等を行いながら運営したところでございますが、東日本大震災等、どうもあちらから大分お客さんが少なくなってきたというような状況でございます。全体的にはお客さんが少なくなって、それが黒字に転換できなかったという実態でございます。 ○委員(森 敦彦)  3.11の関係で影響しているということなんですけども、その間ケープ真鶴のほうは売り上げはどうなんですか。 ○(産業観光課長)  指定管理直前等につきましては、むしろ魚座よりケープ真鶴の方が赤字は大きかった状況でございます。 ○委員(森 敦彦)  過去にはメニューを色々考えてプラスにした経過があります。一般会計1,000万円以上繰り入れたこともあります。努力次第で、あの場所、あのロケーションで幾らでもできるんですよね。ただ、その辺がどうかということなんですけれど、今もう終わったことですからあれなんですけれども、やり方によってはあれだけの場所はすばらしい場所だと思います。それをもったいないという気持ちは私だけじゃなく、町民の方々もそれを深く思っていると思います。その辺も踏まえて、さらに努力をしていただきたいと思いますけども。  続きまして、昨年の平成27年度の決算の際、町長は魚市場の施設環境整備と周辺飲食店の活性等を目指して指定管理を行ったが、そのことに対する外部を交えての評価を行い公表しますと発言していますが、いつ、どのようなかたちで公表されましたか伺います。 ○(産業観光課長)  指定管理の評価の委員会等につきましては、まだ実施しておりません。今年度中にはそういった評価会を行いまして、その結果も公表する予定でございますが、現時点でまだ評価委員会を開催しておりません。 ○委員(森 敦彦)  協定書の第17条に「管理業者は本業務に関する事項を町が指定する期日までに報告書を提出しなければならない」と記載されていますので、そのことを伺います。 ○(産業観光課長)  報告につきましては、先ほどお示ししました、まさに平成28年度の決算、そちらがまさにその報告でございます。その他内容等につきましては、ケープ真鶴指定管理者につきましては、年度ごと報告会というようなかたちで行っております。また随時、状況等の報告はございます。魚座につきましては、確かに報告等につきましては、なかなかきちんとした形での報告書は今難しい状況でございますが、そこら辺も引き続き評価委員会の前に指導しているところでございます。 ○委員(森 敦彦)  協定書に規定されたことが、実行できない。そういう業者で果たしていいのか。そのことは誰が考えても不思議に思うことでございますが、同じく利用者のニーズに関することも報告書の中に記載して町側に提出することになっておりますが、これは一番大事なことですよね、そのニーズはいかがでしょうか。
    ○(産業観光課長)  事業者としましてもアンケート調査等、当初から行っていたところでございますが、なかなかその答えが集まらないというようなところで、そちらにつきましても思った通りの報告にはまだいただけてない状況であります。 ○委員(森 敦彦)  魚座の仕入れの食材で、魚以外の食材で、町内の調達率はどのくらいありますか。 ○(産業観光課長)  メーンの魚につきましては、確認をしている町内取引業者からというところはこちらの指導を含めて確認はしているところでございますが、申しわけございません。魚、鮮魚以外等の調達率については現在把握しておりません。 ○委員(森 敦彦)  地元の業者、やはり、昔魚座がさばいているころ、にぎやかなころは計画的に地元の業者をそれぞれ野菜から飲み物から、肉から何から全部、ローテーションでかわるがわるやってたんです。やはりそういうことをすることが、近隣の活性化につながるということではないでしょうか。本来はそこから入っていくと思いますけども、その辺のことも含めて、今後は検討していただきたいと思います。  あと、営業時間とオーダーストップの時間を伺います。 ○(産業観光課長)  申しわけございません、運営等につきまして正確な時間、今、私のほうで把握しておりません。 ○委員(森 敦彦)  言葉が出ないんですけども、11時から3時。オーダーストップは2時半なんですよ。この短い間で運営しております。  最後になります。町長はこのまま指定管理を続けるかどうか伺います。 ○(町長)  魚座につきましては、一時は黒字になったという時期も決算書を見てありました。実は私が調べたところだと、複式簿記でやれば、黒字じゃなく赤字です。というのは、役場の予算は歳入、歳出だけなんです。売り上げれば歳入、使ったものは歳出、それを差し引いて、売り上げが多かったらもうかった。これじゃ商売やっていけません。何が一番足らなかった、営繕費なんです。営繕費わかりますよね。今一番困っているのは、修繕。何もしていかなかった。それが今、ここにきているんですよ。エレベーター。この前も岩本議員から出ました水槽、その設備。何もかも手を入れていない。また、施設管理もしていない。単なる公的なエレベーターならエレベーターの管理だけ。そういうことで、何もしてない中で、ただ売り上げがあって歳出が少なかったから、黒字だ。これできたんですよ。余ったから、一般会計に戻しました。一般会計からお金出したから、戻さないといけません。でも、そういうことやってたから、修繕、営繕費には、営繕費は修繕だけじゃないですよね。修繕を網羅しているんですけど、増築、色々な建築物に関しての営繕がされていなかった。これが町でやっていけない状況でした。  すると、今、どこの町でもそうですが、町で経営するのは余りどこもよくない傾向です。下手くそというのか、単なる収支、歳出だけで、計算していく。人件費もこうだよ、将来的にはこの建物はこうなっていくんだよという計画を立てないでつくってしまった。それでいて赤字になって、町がじゃあ指定管理にもっていこう。そしたら、今度は国の方で実際にはだめですよ。補助金もらってそういうことできますか。ちゃんと計画書を立てなさい。そこまできたんです。でも、町でやっていくことはなかなか難しい。どうしても指定管理にもっていきたい。町の港湾もそう。できないから県が指定管理にもっていった。そういうことも含めて、ケープ真鶴・魚座は指定管理がいいんじゃないの。一回、募集してみよう。募集が1件しか来ませんでした。業者でもあそこのところはいいと思っても、ちゃんとした業者は1日何人入って、何人でペイできるか計算します。難しい。でも、真鶴町はその施設が撤退すると周りに響きます。だるま市は1件では商売になっていきません。2件、3件、4件とあって、だるま市ができるんです。真鶴の魚座もあそこにあるから色々な周りの魚屋が、食べ物屋が増えていく。それを狙ったのが魚座の目的だったんです。あそこがだめだからといって潰すことはいかがなものかと。何とかして継続していかなければならないということで私は指定管理にもってきました。町で頑張ってやれよというのは、また考えましょう。メニューも考えなければいけない。でも、それ以上プロが考えてやったんです。なかなか難しいです。  なくすことは私はしない。何とかして、あそこを立ち直っていくように指示は出しております。皆さんも色々な御質問、色々な話し方、色々なもうけの話があると思うので、その案はこうしたらいいの、どうしたらいいのということはお聞きして、それを糧に立ち直すようなシステムづくりをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員(森 敦彦)  今、町長のお話がございました。色々なことが確かに要件ありますけども、その辺も含めて集客力とか品目、メニューについても色々考えて、これは町というか議員の我々も含めて、これからやって真鶴町をよくするしかありませんから、そういう関係で一丸となってやっていこうという思いでおります。 ○(議長)  続いて、1番青木健君。登壇を許します。 ○委員(青木 健)  1番青木健でございます。通告に従いまして、一般質問大項目二つほど質問いたします。  まず1点目、岩ふれあい館の今後の活用についてを質問させていただきます。岩小学校が児童数の減少によりまして、真鶴小学校と統合され、10年以上の経過をいたしました。統合後の跡地校舎棟については、体育館は生涯学習に利用され、校舎は今現在教育施設の中でも美術協会という団体に貸し出しをしていると思います。この土地は町の所有ではなく、契約によりまして借り上げておりますが、契約の目的、契約の期間、契約の金額についてをお伺いいたします。  また、地域の防災の避難所として町が指定をしておりますが、校舎の耐震性に問題があると思っております。取り壊し、安全性の高い施設に至急取り組むべきと思うが、こういった考え方についてもお伺いをしたいというふうに思います。  2点目が、国民健康保険加入者の人間ドックの助成についてを質問させていただきます。国民健康保険加入者は公務員とか民間企業に勤めている方々につきましては、福利厚生でその団体のほうから助成がされておりますが、国民健康保険には助成金がない、こういった状況から町の医療費の抑制と、町民の健康意識の向上のために、助成する気はあるかどうか、これをお伺いをいたします。もちろん、国民健康保険は、病気やけがをしたときに安心して医療を受けることができるよう、加入者がふだんから保険税を納め、医療費の負担を支え合う助け合いの制度であることは、御承知のとおりであります。全ての町民は何かしらの医療保険に加入することとなっております。我が国、我が町の国民皆保険制度の中核として、地域住民の医療の確保と健康増進に大きく貢献しているものでございます。  町は加入者が納める保険税によって運営されておりますが、保険税の収納が不足すると、十分な給付が行えなくなり、加入者の負担が大きくなります。そこで病気を早期に発見し、医療費の負担の増大をさせないためにも、住民健診や特定健診等にもよりまして、町も実施しておりますけれども、検査項目の多い人間ドックは自己負担も非常に高額となっております。よって、受診ができない方々がおられる。こういったことを踏まえて、町民の見えない、症状のあらわれない、こういった自覚症状のないものを早期に発見することによって、町の医療費、こういったものの抑制を図るべきだと思います。全ては自己責任、そういったことを行政は今まで申し上げてきましたけれども、そういうことのないようなことが今現在求められているものと思います。長寿の町として、日本の国の先を歩いている町として、健康助成をする考えがあるかどうかお伺いをいたします。  また、県内市町村の人間ドックの助成は何団体あるかを伺います。参考として日本の三大疾病は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中ですが、真鶴町の三大疾病、また町民の平均寿命は何歳なのかをお伺いいたします。1回目の質問を終わります。 ○(町長)  12月定例会最後の一般質問となりました。一議員であっても前の町長、現役の町長で町民の皆さんは関心があるんじゃないかと思います。今日もたくさん来ておられるし、ありがとうございます。  これからの一般質問農道とか診療所とか、町有地関係、防災、安全・安心もこれからどんどん出してくれれば、私のほうも聞きたいこともありますし、議会のほうとも知りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1番青木健議員の質問にお答えします。  1項目目の岩ふれあい館の今後の活用についてですが、契約目的については、平成17年4月1日付の覚書において「生涯学習施設岩ふれあい館用地用として使用するものとする。」と改定しております。  次に、契約期間ですが、昭和53年4月1日から平成30年3月31日までです。なお、契約に関し、双方とも異議がなければ1年間の自動更新となっております。次に契約金額ですが、年間120万円でございます。また、広域避難場所としては、体育館が避難所となっており、耐震には特に問題はなく、旧校舎については、耐震強度が不足しているため、今後解体、統廃合などに向けた対応が必要であると考えます。町公共施設総合管理計画との整合性を図り、優先順位を検討し、計画の策定に取り組んでまいります。  次に2項目目、国民健康保険加入者の人間ドック助成についてでございますが、本町の国民健康保険医療費につきましては、加入者の高齢化、医療の高度化、生活習慣病の増加、また重症化してから医療機関を受診する傾向も見られ、増加傾向にあります。こういったことに対し町としましては、疾病の早期発見が重症化予防につながり、医療費の抑制に資するものと考え、人間ドックの助成につきましては、既に平成30年度から実施することを計画しております。県内の市町村における国民健康保険加入者の人間ドック受診に対する助成状況でございますが、現在18団体で実施しております。また、本町の三大疾病につきましては、がん・心疾患・脳血管疾患で、平均寿命につきましては、平成22年の国勢調査ベースで男性が80.5歳、女性が86.5歳となっております。 ○委員(青木 健)  まず、1点目の1項目のほうから一問一答でさせていただきます。  平成17年4月1日付の覚書、このときに生涯学習施設岩ふれあい館用として使用するものとすると、こういうふうになっております。既にもう12年が経過しております。このままでいいのか、どうなのか。こういったことについて、教育長、今後のこの施設をどのように使っていくのか、町長、教育長、どちらでも結構です、お答えください。 ○(教育長)  岩ふれあい館の今後の施設については、町長の1回目の回答にありましたように、旧校舎については、耐震強度が不足しているため、今後解体、統廃合などに向けた対応が必要であると考えます。町公共施設総合管理計画との相互性を図り、優先順位を検討し計画の策定に取り組んでまいりますという姿勢で教育委員会のほうも同じでございます。  また、現在岩ふれあい館のグラウンドについては、地域の御老人がグラウンドゴルフ等で使われております。このことについては、この全体的な町総合管理計画の中での色々な対応が進むまで、やはり地域のお年寄り、御老人の大事な場所になっておりますので、教育委員会としては、地域の老人会などと協力してグラウンドの整備を行い、御老人だけでなく地域の方々が使えるような形で、グラウンドの整備には努めてまいりたいというふうに思っております。 ○委員(青木 健)  この施設、お化け屋敷になるようなそういう状況にある。校舎の中を見てみても、美術協会が使っていてども限られたスペース、また大地震が起きたとき体育館が避難所となる。集中豪雨くらいならば体育館は避難所として活用できるでしょうけれども、大地震があったときには避難所として利用できるようなこととは地域住民は思っておりません。となると、当然ながらこの校舎は早期に解体をし、違った目的を持ったもので、檀家の皆様方にも御相談をかけながら、しっかりとした計画を立てていただきたい。何のために平成17年に1年ごとの契約をしたのか、こういうことも踏まえて、しっかりと情報を集めながら進めてもらいたい。  それと、この公共施設総合管理計画との整合性、整合性とは何ぞや。優先順位を定める、町民の生命、財産が一番じゃないのか。そういうことをしっかりと、一体となって考えるのがみんなの仕事である。我々も真剣に考えている。だから質問をする。 ○(議長)  発言には注意をしてください。 ○委員(青木 健)  いいかね、やっぱり、今までの議会の皆様方の声もしっかりと受けとめながら、執行部は考えなければ、地域のためにならない。言われたからやります、じゃあ聞きましょう、町公共施設の総合管理計画の中に入っていますか。  次に、整合性という意味を答弁してください。 ○(総務課長)  そちらにつきましては、総合計画、議員がおっしゃるとおり、計画の中には今現在入っていない状況でございます。それは、今ある施設の中で長期的な部分でどう検討していくかというような部分が主なものでございますが、現段階では入ってないというところが現状でございますけれども、これについては、来年度改定を新たにしていかなければいけないというところで、その中に載せた中で、今後どういう状況でやっていくかというところで検討しますが、また整合性につきましては、昨日から企画調整課長のほうでも答弁しております、過疎債、この部分についてもこの計画になければ、過疎債が利用できないというような部分もございますので、来年度の改定にはそこの部分を載せた中で除去債ですか、こういうものを活用しながら、まずは壊していくのか、または大規模改修をした中でまた活用していくのかというところも検討しながら、やっていきたいというふうに思っております。 ○(町長)  12年たっている間にも前の町長がそう居たんですよね。そのときにそういう計画を立ててくれればよかったんです。町公共施設総合管理計画というのは、真鶴町は色々な施設があります。今まで、つくったらそのままが多かった。建物には、耐用年数、償却資産ですから、それなりの長さがあります。例えば、ここの役場は昭和46年にできました。その当時は30年くらいですか、耐用年数は。そうすると、そこに一つの区切りがあるんです。その建物を長寿化、延命化していくのか、それともこの建物を取り壊すのか、新しくつくるのか、ほかの場所に統合するのか、そういうことを一つ一つの施設でやっていくのがこの町公共施設総合管理計画です。全部の施設でいつになったらこの建物が仕様も含めて使っていくのか、継続していくのか、お金が幾らかかるんだ、それが今まで真鶴町はございませんでした。  これを指令出したのは私です。これも去年くらいから早くつくりなさい、真鶴町は何年経ったら幾らお金が払われるんだ、公共施設に対してどうしていくんだということをさせていきなさいということを指令を出しました。この計画ができると、何年後に何があって、予算が幾らということがわかりますし、その建物の統合性、これはもういらないものなのか、いらないものは潰そう、住民がこれはとっておきたい、それなら使っていこう、利用者を含めて。そういうこともこの計画に盛り込んでいく計画でございます。整合性はそこに合わせて持っていこう。必ず悪いところから直していくと思いますが、その中でも、同じ施設の中でも教育施設、社会施設、一般の公共施設、補助金はどこからもらってきたら一番いいんだろう、真鶴町が一番弱かったこと、国にお金を取りかかったこと、これを今職員にもう取りに行けと、私の交際費、1万でも2万でも使っていいから、100万持ってこいと、そういう指令を出しております。  また、今年の12月1日にも、朝礼というのは1日にあるんですけど、事業がやりたかったら、いい事業だったらどんどんやりなさい、悪い事業はすぐやめろ、そのかわり事業を始める前にいい事業も悪い事業もわからなかったら、いい事業に進めということを職員に話しました。そのかわり、やることについては、必ず補助金、または助成金を持ってきなさいよ、絶対国絡み、県絡みでいきなさいよということを話しております。  今、過疎債、皆さん色々と言われます。私は過疎債、県外または2市8町に行くと、おめでとうと言われるんですよ、私に。過疎地域になっておめでとう、あの70%をうまく使って、近隣と是正をするために地方債をくれるんですから、地方債をうちらが出させるんですから、国債と同じように。それをうまく使って立て直していくことができるんだよというのが、みんな首長が私に頑張ってよかった、頑張れよ、頑張れよというのがこの言葉です。  真鶴に来ると何で過疎地域になっちゃったのよと言われます。本当に過疎という名前はよくない。でも、皆さん真鶴町はゆったり、まったり過ごしていこうと言っているんじゃないですか。過疎の反対は過密ですよ。過密より、ゆったり、まったりのほうがいいじゃないですか。人口が落ちれば、確かに財政は苦しくなります。隣町と格差、是正が出てきます。それを国が助けてくれているんです。過疎債という名前を使って助けてくれるんです。これを使うのはいいじゃないですか。色々な方面でこれも平成32年、33年の3月31日です。その後改定があります。それがどうなるかわからないから、その次がどうなるかと言う話が出てくるだけであって、今はそんな時代じゃない、平成33年の3月31日まで、この過疎債を使ってどうやって進歩していくかが勝負なんです。その辺をわかってください。今、職員は動いています。  このままいけば、前の真鶴は過疎地域の予備軍でした。全国で予備軍をつくりました。みんなで過疎指定に入れてくださいよ、これを国の大臣まで行ってお願いしてきました。その中でも、今年の承諾は真鶴町ともう一つだけです。40何団体の二つだけ。それには公式が当てはまらないからなんです。15年間で21%以上超えないとだめ、財政指数が0.5下がらないとだめ、この二つに入らないと過疎指定には入れないんです。財政力指数が0.2幾つのところも、人口が2,000人、3,000人、4,000人のところは15年間では15%も落ちません。真鶴町だって、この先30年で4,000人になってしまいます。計算上です。計算上4,000人になる、でも、4,000人になってから、その下が下がらないんです。人口というのはある程度下がってくると、それ以上思い切って下がっていかない。真鶴町は、約1万1,000人から30年かけて毎年100人から150人の間下がってきた。もっと早くみんなで気がつけば、ここまでこなくてよかったのに、みんなわからなかった。 ○(議長)  町長、そろそろ本来の。 ○(町長)  わかりました。そういうことで、町公共施設総合管理計画、整合性、みんなで真鶴町を考えますから、施設の延命化かまた統廃合化する施設が、壊してそこに新しく建てるか、それがいつ、どこの時期に来るかまでやりますので、この計画を楽しみに皆さん、この計画をつくって次の予算をまたやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(総務課長)  済みません、先ほど私のお答えの中で、総合管理計画の上に載ってないというような発言をさせていただいたのですが、実際には載ってございましたので、これを元に事業を進めていきたいというふうに思っております。 ○委員(青木 健)  長々と演説を聞いたけれども、基本的に総合計画は、いいですか、町の公共施設総合管理計画がメーンの仕事ではなくして、真鶴町というのは過去からずっと日本の歴史の中から、日本の各地方公共団体は全て総合計画という計画に基づいて事業は進めていく、いまだに総合計画が見直しをされたでしょう、後期計画、前期、後期でこの計画の中にまず位置づけられているかどうかが一番基本なの。  それと、財政計画、これはあなたが始めたわけじゃない。町民にわかりやすく説明してほしい、町民に向かって。町の行政というのは、総合計画と財政計画に基づいて事業は執行するもの。ただし、緊急性があるものについては、予算の見直し、または臨時議会を開いて物事を決めていく。町民の代表である皆さん方に責任を持ってやる、これが普通だと思います。そんなことから、整合性というのは、ずれがあるとか、または矛盾があること、私はこれを耐震施設にしていくことは、何も矛盾はない、整合性のへちまもない、やるかやらないか、町民の生命、財産を守る気があるか、ないか、こういったことをしっかりと皆さんとともに進めていくのが執行部の仕事であるというふうに具申をしておきます。  早期にこの岩地区の皆様方、また時期によっては、どんな時期に災害が来るかわからない、観光客、または皆さんの身内の方々がこの地域を訪れたときに、避難ができる施設として岩小学校の旧跡地だけ、岩ふれあい館だけではなく、真鶴町で指定されている施設については、再度見直しを図っていただきたいと、こういうふうに思います。  次に、2点目の国民健康保険加入者についてでございますが……。 ○(町長)  ただいま、町民の生命、財産の話が出ましたけど、町民の生命、財産の関係であなたはどこで議員の立候補を声明したと。そこに、確かその土地は真鶴町の土地で選挙を立ち上げましたね。あそこは真鶴町ですよね。あそこに防災倉庫があるよね。町の許可なくして町民の財産を守ると言いましたよね。町の土地に防災倉庫がある前で、選挙事務所をよく置きましたね。ちょっと言っていることが私には合わないんだよな。町の土地で、そこに防災倉庫があって、そこに選挙事務所の立ち上げを行いましたよね。防災倉庫の前でそれをやって、もともと選挙法であそこにやっちゃいけないんだけど、町の生命、財産を守るというところで、もし、そこで何か災害があったら、あなたは今の言葉はおかしいじゃないですか。 ○委員(青木 健)  何を根拠にそんなことを言うのかわからないけど、私はあそこで選挙事務所を開いたわけでも何でもない。個人の土地を電話番で借りただけ。あそこの場所は使ってない。いいですか、あそこの場所に人が来たかもしれない。だけど、あそこで私は建物を建てたり何かをして、事務所をしたつもりはさらさらない。ただ、いいですか、どこの場所であっても、人の命というものは誰だってみんな守るの。これは、町会議員とか町長だとかなんとかではなくして、やっぱりこの町に色々な方が訪れたときに、そういう使命感を持ってやっている。いいですか、どこの場所がどうのこうのというのは、あなた見に来なさい、それだったらば、そのときに。 ○(議長)  町長、それから1番青木健議員、本件についてはこの一般質問と直接の関係はありませんので、先ほどの青木健議員の発言に戻り、2項目目について質疑をお願いします。 ○委員(青木 健)  横道にそれることがあるから、ちゃんとしっかりやっていきます。  まず、2点目のほうにつきましては、実施をするというような計画が立っている。これは、今既に町は新年度の予算の時期に入っていると思いますけれども、折衝する前でまだ議会で諮る前だから、金額的なこともお話ができないと思いますけれども、既に県内においては18団体実施しておるということでございますけれども、平均的に助成額がどれくらいなのか、わかる範囲でお答えください。 ○(町民生活課長)  現在、県内で実施している団体について調査しておきましたけれども、1万円とするところ、それから2万円とするところがございます。内容についてはそれぞれですので、今後制度設計に当たりまして、本日議員からいただいた貴重な御意見などを参考に、今後制度設計をしてまいりたいと思います。 ○委員(青木 健)  特に、こういった助成をすることは町民の健康の増進、または健康的な長寿という、ただ長生きをするのではなく、長命ではなく、健康で幸せに暮らせる長寿として、先ほどいった日本の国の先を歩いているというのはどういう意味か、少子高齢化というのは日本が騒ぐ以前から真鶴町は騒いできている、そういう状況に陥ってきている、こういったことを日本の先を歩いているというような話をさせていただきました。  そんなことから、今一番町民が何を求めているか、また何を不安に思っているか。これからひとり暮らし、二人世帯の方々がどんどん減ってくる、一人になり、やがては空き家になってくる、こういったことについて、この町に住んでよかった、住みたいと思われるようなそういった手厚いような部分が福祉としてあるべきだと思います。負担は小さく、サービスは大きく、これが行政のモットーだと思います。そのためにも、多くの方々にこの人間ドックを受けていただけるような体制をつくるためにも、税の収納が滞っていたらば、どうにもならない。そんなことから、この中でも私が通告に従ってお話ししたバランスの問題として、滞納額として一番滞っている人はどのくらいですか。 ○(町民生活課長)  申しわけございません、一番大きな滞納額と言うことだと思うんですけれども、ちょっと今手元に資料がございません。申しわけございません。 ○委員(青木 健)  滞納額は事務的なことですから、後ほどお知らせしていただければと思いますけれども、税の三原則はわかりますか。 ○(税務収納課長)  済みません、今即答はできませんので、後でお答えさせてもらいます。 ○委員(青木 健)  国民の三大義務くらいはちゃんと知っておいてほしいのですけれども、これは教育にも入りますし、私は今までも皆様方の前でお話もしてきたつもりでございますけれども、それぞれの所管の中にみんな三原則がある。その三原則をしっかりと認識していただければ、これからの行政がどういう執行部であるか、自覚を高めていただきたいと思います。公正・中立・簡素、簡素というのはスピーディという意味。こういったことが税の三原則だと思います。国民の三大義務、当たり前のことで、よそで言ったら恥ずかしい話。調べなくても、これくらいのことは常識として、職員生活を長くやっていたならば、覚えてなきゃ、町長、副町長、教育長になったらば、常識の問題だよ。調べてきたから、答えられるなんていう問題ではない。そういうことをしっかりと認識していただきたい。笑っている場合ではない。そういうことを踏まえて、これからの執行部の緊張感をしっかり高めながら、行政のサービスを充実していただけるようにお願いをして、質問を終わります。 ○(議長)  私語には注意をしてください。 ○(議長)  以上で一般質問は終わりです。 ○(議長)  ここで暫時休憩いたします。再開は10時50分といたします。              (休憩 午前10時29分)              (再開 午前10時49分) ○(議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○(議長)  先ほど一般質問の中で、調査が必要な部分がございました。その点について、報告があります。 ○(税務収納課長)  先ほどの税の三大原則でございますが、中立・公平・簡素でございます。どうもすみませんでした。  あと、もう1点、国民健康保険税の滞納額につきまして、一番多い方で今年度の納期が来ている分までを足しますと、約390万円ほどの滞納となっております。その方につきましては、不動産を差し押さえておりますので、不納欠損にはできませんので、平成19年度からの累計となっております。 ○(議長)  日程第2、議案第47号「平成29年度国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第2号)」の件を議題とします。 ○(議長)  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第47号は「平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第2号)」であります。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ32万4,000円を追加し予算の総額を15億4,129万9,000円とするものでございます。  詳細につきましては担当課長が説明いたしますのでよろしく御審議の上御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(町民生活課長)  議案第47号平成29年度国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第2号)について御説明いたします。  第1条は歳入歳出予算の補正で歳入歳出の総額にそれぞれ32万4,000円を追加し予算総額を15億4,129万9,000円とするものでございます。  次のページをお願いします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入、3款国庫支出金、2項国庫補助金に32万4,000円を追加し、計を2,732万4,000円とし、歳入合計を15億4,129万9,000円とするものです。  2歳出は1款総務費、1項総務管理費に32万4,000円を追加し、計を1,988万円とし、4款1項前期高齢者納付金等に5,000円を追加し、計を52万8,000円とし、12款1項予備費から5,000円を減額し、計を8,809万9,000円とし、歳出合計を15億4,129万9,000円とするものでございます。  4ページをお願いします。  2歳入、3款国庫支出金、2項国庫補助金に32万4,000円を追加は、4目国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金で、制度改革に伴う国民健康保険団体連合会におけるシステム改修分を追加するものでございます。  次に6ページをお願いします。  3歳出、1款総務費、1項総務管理費に32万4,000円を追加は、2目連合会負担金の説明欄、国保団体連合会負担金を追加するものでございます。  4款、1項前期高齢者納付金等に5,000円を追加は、1目前期高齢者納付金で社会保険診療報酬支払基金への本年度納付見込み額の確定によるものでございます。  12款予備費、1項予備費から5,000円の減額は歳入歳出を調整するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「平成29年度国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第2号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第3、議案48号「平成29年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の件を議題とします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第48号は、「平成29年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」であります。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ50万2,000円を追加し、予算の総額を2億3,814万3,000円とするものでございます。
     詳細につきましては担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(まちづくり課長)  議案第48号の平成29年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。  歳入歳出予算の補正、第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ50万2,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ2億3,814万3,000円とするものです。  次のページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入です。4款繰入金、1項他会計繰入金に50万2,000円を追加し、計を1億207万6,000円とし、歳入合計を2億3,814万3,000円とするものです。  2、歳出です。1款総務費、1項下水道総務費から46万5,000円を減額し、計を4,810万7,000円とし、2款事業費、1項事業費に50万円を追加し、計を9,598万9,000円とし、4款予備費、1項予備費に46万7,000円を追加し、歳出合計を2億3,814万3,000円とするものです。  4ページをお願いいたします。  2歳入です。4款繰入金、1項他会計繰入金に50万2,000円を追加は、1目説明欄、一般会計繰入金、一般会計からの繰入金を追加するものでございます。  6ページをお願いいたします。  3歳出です。1款総務費、1項下水道総務費から46万5,000円を減額は、2目施設管理費の説明欄、施設維持管理費として、記載のとおり建物災害共済保険料及び下水処理負担金の確定によるものでございます。  2款事業費、1項事業費に50万円を追加は、1目下水道整備費の説明欄、  公共下水道整備事業として記載のとおり、公共汚水桝を設置するための工事経費を措置したものでございます。  4款予備費、1項予備費に46万7,000円を追加は、汚水処理費負担金の平成28年度確定分により、過払い分調整による減額分相当額を予備費で充当するものでございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  それでは採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「平成29年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第4、議案第49号「平成29年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」の件を議題とします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第49号は、「平成29年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」であります。  今回の補正予算は、保険事業勘定では歳入歳出それぞれ27万7,000円を減額し、予算の総額を8億8,204万7,000円とするもので、介護サービス事業勘定においては歳出のみの補正で総額に変更はないものでございます。  詳細につきましては担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(健康福祉課長)  議案第49号、平成29年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。  第1条は保険事業勘定における歳入歳出予算の補正で、予算の総額から27万7,000円を減額し、予算の総額を8億8,204万7,000円とするものです。  第2項は介護サービス事業勘定における歳出予算の補正で予算の総額に変更はございません。  1ページをお願いいたします。  保険事業勘定第1表歳入歳出予算補正、歳入です。3款国庫支出金、2項国庫補助金から13万5,000円を減額し、計を4,624万7,000円とし、4款1項支払基金交付金から1万9,000円を減額し、計を2億1,323万5,000円とし、5款県支出金、2項県補助金から6万8,000円を減額し、計を500万5,000円とし、6款繰入金、1項一般会計繰入金から6万8,000円を減額し、計を1億3,802万9,000円とし、8款諸収入、2項雑入に1万3,000円を追加し、計を391万8,000円とし、歳入合計を8億8,204万7,000円とするものです。  2ページをお願いいたします。歳出です。1款総務費、3項介護認定審査会費に15万4,000円を追加し、計を609万6,000円、4項事業計画策定費から7万6,000円を減額し、計を199万8,000円とし、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費に80万3,000円を追加し、計を6億7,036万円、3項その他諸費に7,000円を追加し、計を48万円、5項高額医療合算介護サービス等費に88万3,000円を追加し、計を230万3,000円とし、3款地域支援事業費、1項介護予防日常生活支援サービス事業費から6万8,000円を減額し、計を1,331万円、2項包括的支援事業任意事業費から30万3,000円を減額し、計を1,725万2,000円とし、4款1項基金積立金に2,148万8,000円を追加し、計を3,648万8,000円とし、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金に10万8,000円を追加し、計を1,395万1,000円、2項繰出金に88万円を追加し、計を188万4,000円とし、7款1項予備費から2,415万3,000円を減額し、計を1,379万4,000円とし、歳出合計を8億8,204万7,000円とするものです。  3ページをお願いいたします。介護サービス事業、第2表歳出予算補正、1歳出です。1款1項介護予防支援事業費に19万2,000円追加し、計を444万3,000円とし、2款1項予備費から19万2,000円を減額し、計を104万7,000円とし、歳出合計を540万9,000円とするものです。  6ページをお願いいたします。第1条保険事業勘定補正予算の主な概要です。歳入では3款国庫支出金、2項国庫補助金から13万5,000円を減額は、2目地域支援事業介護予防日常生活支援総合事業交付金から、一般介護予防事業業務委託料の事業費確定に伴い、交付率39%を減額するもの。以下、4款から6款までも同様の説明がございますので、事業費確定ということで御説明させていただきます。3目地域支援事業包括的支援等交付金から在宅医療介護連携推進事業、生活支援サービス体制整備事業、成年後見制度利用支援事業の対象事業費の減額に伴い、交付率39%を減額するもの。以下、4款から6款までも同様の説明がございますので、対象事業費減額ということで御説明させていただきます。  4款1項支払基金交付金から1万9,000円を減額は、2目地域支援事業介護予防日常生活支援総合事業交付金から事業費の確定に伴い、交付率28%分を減額するもの。  5款県支出金、2項県補助金から6万8,000円を減額は、1目地域支援事業介護予防日常生活支援総合事業交付金から事業費確定に伴い、交付率12.5%を減額するもの。2目地域支援事業包括的支援等交付金から対象事業費の減額に伴い、交付率19.5%を減額するもの。  6款繰入金、1項一般会計繰入金から、6万8,000円を減額は、2目地域支援事業介護予防日常生活支援総合事業繰入金から事業費確定に伴い、交付率12.5%分を減額するもの。3目地域支援事業包括的支援等繰入金から対象事業費の減額に伴い、交付率19.5%分を減額するもの。  8ページをお願いいたします。8款諸収入、2項雑入に1万3,000円を追加は、1目雑入に生活保護者認定代行委託料及び自動車共済解約払戻金を追加するものです。  10ページをお願いいたします。歳出では、1款総務費、3項介護認定審査会費に15万4,000円を追加は、2目認定調査等費に継続申請の認定調査委託料を実績上に追加するもの。4款事業計画策定費から7万6,000円を減額は、1目介護保険事業計画策定費第7期計画策定委託料の事業費確定に伴い減額するもの。  2款保険給付費、1項介護サービス等諸費に80万3,000円を追加は、1目介護サービス等給付費に居宅介護サービス、施設介護サービスの実績に基づき追加をするもの。3項その他諸費に7,000円を追加は、1目審査支払手数料に国保連に対する1件41円の審査手数料を実績に基づき追加するものです。  12ページをお願いいたします。5項高額医療合算介護サービス等費に88万3,000円を追加は、1目高額医療合算介護サービス等費に対象人数の増に基づき不足見込み額を追加するもの。  8款地域支援事業費、1項介護予防日常生活支援サービス事業費から6万8,000円を減額は、2目一般介護予防事業費から各一般介護予防事業業務委託料に事業の事業費確定に伴い減額するもの。2項包括的支援事業任意事業費から30万3,000円の減額は、1目包括的支援事業費から説明欄010地域包括支援センター運営費、センターシステムソフトリース料事業費確定に伴う減額、020在宅医療介護連携推進事業では、真鶴町の地域と医療を考える会運営補助金は運営主体が指定管理者ではなくなったため減額、030生活支援サービス体制整備事業、推進協議会委員謝礼は会議回数、謝礼対象委員の人数の確定により減額をするもの。2目任意事業費から成年後見制度報償費1名分が最長15か月分の請求ができるところ、今年度12か月分の請求確定であったため、3か月分を減額するもの。  14ページをお願いいたします。4款1項基金積立金に2,148万8,000円を追加は、1目介護保険給付費支払基金積立金に追加するもの。  6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金に10万8,000円を追加は3目償還金平成26年度介護給付費国庫負担金の実績報告の修正に基づき返納額が確定したもの。2項繰出金に88万円を追加は、1目一般会計繰出金は平成28年度事務費及び低所得者保険料軽減繰入金の額確定に伴い追加するもの。  16ページをお願いいたします。7款1項予備費から2,415万3,000円を減額は、1目予備費歳入歳出調整により減額しております。  次ページをお願いいたします。第2項介護サービス事業勘定は歳出のみの補正です。  18ページをお願いいたします。3歳出です。1款1項介護予防支援事業費に19万2,000円を追加は、1目介護予防支援事業費に要支援及び総合事業利用者の増加に伴い、臨時職員賃金を追加するもの。  2款1項予備費から19万2,000円を減額は、1目予備費から歳出調整として減額しております。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  それでは採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって、「平成29年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  追加日程第1、陳情第3号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、委員長の報告を求めます。 ○(議長)  経済文教常任委員会委員長、6番岩本克美君、御登壇願います。 ○委員(岩本克美)  経済文教常任委員長陳情の審査報告をいたします。  平成29年12月7日、本会議において付託されました、陳情第3号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」につきまして、12月7日本会議終了後開催した経済文教常任委員会において、慎重審査の結果趣旨採択と決定しましたので、御報告いたします。  なお、審議結果は、趣旨採択3名、高橋委員、青木繁委員、岩本委員。採択2名、森委員、天野委員。不採択1名、板垣委員。 ○(議長)  委員長報告に対する質疑を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。 ○(議長)  よって、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  これより、陳情第3号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」を採決します。 ○(議長)  この陳情に対する委員長の報告は趣旨採択です。 ○(議長)  陳情第3号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」を採択することに賛成の方の起立を求めます。                 (起立少数)  反対 岩本克美、田中俊一、板垣由美子、海野弘幸、青木繁、青木嚴 ○(議長)  賛成少数。よって、陳情第3号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」の件は、不採択に決定いたしました。 ○(議長)  日程第5、「常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」の件を議題といたします。 ○(議長)  各委員長から所管事務調査のため、会議規則第73条の規定によりお手元に配付した申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ○(議長)  それでは、これで本日の日程は全部終了いたしました。 ○(議長)  平成29年第5回真鶴町議会定例会を閉会いたします。              (閉会 午前11時15分)  会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。 平成29年12月8日      真鶴町議会議長      署名議員
         署名議員...